漆ってすごいんです!
ウルシノキ(樹木)から漆を採る→お椀や美しい装飾品を作る→ウルシノキを伐採→切株から萌芽(ヒコバエ)が育つ→ウルシノキから漆を採る∞持続可能でしょ!
それに、漆を塗った木の椀を土に埋めても、有害物質が発生したりしません。
FRPやウレタン塗装などは人体や環境への影響が問題になりますが、漆は樹木なので植えればむしろ空気がきれいになります。
漆は接着剤、それに塗料として優れているのはもちろん、乾漆で立体物を作ることも、絵具のように絵画を描くこともできます。
松生まさよ&順は、大学で工芸を勉強中に漆に魅せられ、卒業後は漆芸作家の道へ進みます。
「工房ぬり松」として活動しながら、20年以上、金継ぎや漆器の修理もしてきました。
そして、環境負荷が少なくサステナブルな漆文化をより多くの人に伝えるには、実際に楽しんでもらうのがいちばん!ということで、2008年に学びの場「博多漆芸研究所」を開講します。
2020年には、オンライン部門「KINTSUGI JAPAN」を開設、世界中に情報を発信中です。