漆芸の沼
中国の漆掻き
オンライン受講生のLiLiさんが、
6月下旬、中国の四川省で
漆掻きを見学されました。
画像や動画をお送りいただいたので、
ご本人の許可をいただいて
投稿させていただきました
場所
LiLi
この辺は山だらけです😅
数時間運転しても山です
たいへんな山奥ですね!
Masayo
あたり一面に
漆の幼木が生えていて
ウルトラエモいです
Masayo
漆掻き
職人さんは
8:30から朝5:30まで
徹夜作業でした
漆掻きは早朝の
暗いうちにするもの
と聞いていましたが、
徹夜ですか!
Masayo
四川省はもう夏で
気温は30~39℃
昼間だと木を登る作業は大変なため
仕事は夕食後から始まるそうです
仕事は2回に分かれており
1回目は漆掻きです。
掻いている部分は
見えませんが、
幹を傷つけた後、
にじみ出る漆を受ける
皿を挿しこむのがわかります
2回目は漆集めで
夜中の2時ごろから開始
受け皿にたまった漆を
ダカッポのような
桶に集めています
重そうです!
自分が見たことのある
日本のダカッポと
似ていますね
※ダカッポ=漆集め桶
Masayo
たっぷり掻き
集められた漆を見ると
豊かだな~
と、ありがたい気持ちになりました
漆はこのように集められ、
消費地の日本へ
運ばれてきているという実感が
わきます
職人さんのごはん
高い木に登り、夜通し働く
漆掻き職人さん
この方は山の一番奥
1400メートルのところに住んでいます
日本の
阿蘇山や箱根山は
そのくらいの標高です
(大雑把)
Masayo
私が着いてから
彼はキッチンに入って
四川料理を作ってくれました☺️
お❤い❤し❤そ❤う
Masayo
ごはんだ!!
漆掻き職人さんもお米を
食べている
当たり前のことかもしれませんが
嬉しいです
謝辞
帰国中の大切な時間に
画像&動画と
貴重すぎる情報を送って
くださったLiLi様に
心から感謝申し上げます
感谢你提供的宝贵信息!
我们尊重你的能量!
Masayo
LiLiさんは
アイコンよりも
もっと素敵な方です
Masayo