漆が値上がりします

ご使用予定の漆があれば、

中国産漆は5月31日
日本産漆は7月31日

までのご購入をおすすめします。

 

ここ数年落ち着いていた漆価格ですが、
中国産は人件費高騰のため上がります。

日本産漆は、なぜ値上がりするのでしょうか?

現在、日本国内では輸入中国産漆が圧倒的に多用されており、
日本産漆は総流通量のうち3%とも1%ともいわれています。

理由は価格差。
生漆の場合、日本産は中国産に対して約4.8倍です。

 

 

以前から国産漆の産量をなんとかして上げなければ、
産業が廃れてしまうという声はあがっていましたが、
いかんせん、土地も人手もお金もかかります。

そこへ、小西美術工芸社デヴィッド・アトキンソン社長の働きかけもあり、
2015年の講演会で、そのあたりのお話が出ました )
平成27年に下村大臣が、文化財建造物修理における国産漆使用拡大の
ガイドラインを出しました。文科省HPより

 

 

平成30年。
そう、今年です。

 

ガイドラインが出たところで、
漆の産出量が急に増えるものではありません。

 

かつて、厳島神社の修理で
日本産漆が入手しにくくなったことがありますが、
ここ数年は日光東照宮の修理に吸収されています。
小西美術工芸が手掛けている案件です。

 

日本産漆を作っている地方はいくつかありますが、
市場に流通しているものは、ほぼ浄法寺産のみです。

その浄法寺産漆を入手する2つの大手ルートが、
こうなっています。

<浄法寺本舗>

 

<堤淺吉漆店>

 

現状、日本産漆は価格がどうとかいう次元ではなく、
手に入れることが困難になっています。

 

箕輪漆工さんでは日本産漆を購入できますが、
材料確保にたいへん苦労されているそうです。

強度が必要な金継には日本産漆を使いたいですが、
近い将来、日本産漆が我々の手に届かなくなる日が来るかもしれません。
なんとかして自前の漆畑を育てたいものです。

 

漆やウルシノキに興味のある方、
ご参加をお待ちしてます!

 

博多漆芸研究所
担当:マツオイ マサヨ
SMS・電話) 090-9490-2665
mail) info@nurimatsu.jp

以下の内容を記載し送信してください。
*漆掻き見学会参加
*お名前
*参加日・参加人数
*お車の場合は「車」

SMS、mailを使えない方は、お電話でも可
(ただし、仕事で漆を扱っているときは電話に出られないことが多いです)