珍しい、ろくろの展示会です

COC+アートプロジェクト2017 「魅了する轆轤のかたち展 —知られざる技と心— 」

 

轆轤と書いて、ろくろと読みます。
木工関係者意外には馴染みのない言葉ですが、
こけしや野球のバットを始めとする「回転体」を作る技術です。

我々が東京から福岡へ移住した22年前、
福岡周辺で椀などの木地を作っていただけるろくろ職人さんを
必死に探しましたが、
「最近まで日田にいたけど、廃業されたそうです」
と聞き、あきらめて他をあたりました。

なにぶん、インターネットも普及していない時代でしたので、
木地の調達がたいへんで、
電話帳片手に福岡近郊のそれらしき業者さんに
電話をかけまくったものです。

それでも、うちのような小口に対応してくれる木工所は見つからず、
あるときは、
「すみませんね、うちが作っているのは・・・棺桶なんですよ」
なんてこともありましたね~(;’∀’)

そんなこんなで、木地師さんをたずねて
北陸や四国まで行ったものです。

現在、国内でのろくろ木地総本山は北陸の山中温泉で、
輪島塗の木地生産地として江戸時代から続く産地です。

厳島神社で有名な宮島でも、近代までろくろ成型による木地製作が
盛んにおこなわれていました。

長年にわたって宮島ろくろを研究してきた、広島市立大学准教授・大塚智嗣氏の主催で、宮島のろくろ技術や、それを学んだ学生さんの作品を紹介する展示会が開催されるそうです。

福岡では、なかなかろくろの勉強をする機会がありませんね。
ちょっと足をのばしてみませんか?

場所:広島県廿日市市宮島町672(サテライトハウス宮島)

開催期間:9月24日(日)〜10月1日(日)

お問い合わせ:082ー830ー1542(社会連携センター)

<シンポジウム>
平成29年9月24日(日)13:00~16:00
場所:広島経済大学 宮島セミナーハウス成風館